どんな仕事にも従事する人の雰囲気がありますが、不動産業では仕事のできる男が演出されています。

不動産投資に興味がある

不動産を取り扱うということ

血の繋がりのない妹の妹が結婚することになったので、結婚式及び披露宴に参列することになりました。新郎は自動車販売会社のサービスマンで、将来が嘱望されているそうです。まことにおめでたい話です。新郎側親族の中に慣れ親しんだ雰囲気の参列者が居ました。新郎の兄です。遅しい体格にグローブのような手、天然か、そうでなければ必要以上に細かくかけ過ぎたパーマの下には人当たりのいい笑顔が居座っていました。しかし、目は笑っておらず、駆け引き上で必要があるならば憫喝も厭わないという強い意志を湛えた眼でした。

「彼は不動産屋か」と結婚しない方の妹に聞いてみたところ、「知らない」との返事でしたがやはり不動産屋でした。まさに絵にかいたような、町内会の自治会長を務めていそうな、信頼の厚い、そして頼りがいのある男、この頼りがいはたいていの場合まとめ役として嘱望されていて、それを叶えてきた実績に対して付与された風格です。それが仕事であっても私生活であっても。

どんな仕事でもそれを取り扱う人の雰囲気というものがあります。まれにらしくない雰囲気を纏った人もいますが、それはたいていの場合その仕事が向いていないことの表れで、向いていない仕事を淡々とこなす人が多いのもこの国の特徴です。不動産を取り扱う仕事は大変です。在庫は限られているので無尽蔵に製造消費という商売上の原則が成り立ちません。そこで商売を成り立たせるには全てをきれいごとで進めるわけにはいかない場合もあるのです。
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